こんにちは、東水管理課のTです。本日東京は曇天也、昨日から東京は冷えます、寒い!得意の電気毛布くるくる巻きシーズン到来です。
さて、前回の続き。年にたった一度の干し数の子の今年の入札会について。
今年弊社に入荷したものの中で最高値を付けたのがこちら!ま、まばゆい。
北海道、まるや岡田商店さんの商品、入札の結果キロ49,000円(!)でした。
干魚合物課のセリ人、Mさん(右)に話を聞いてみることに。
干し数の子は年々入荷が減ってきています。大昔はトン単位での入荷があったそうですが(今年は築地全体で百数十キロ)、それでも最高でキロ7万円以上ついたこともあったそうです。
今ではやはり手間がかかるのがネックとあって需要も減り、そこまでは値がつきませんが、昨年より入荷量は増えたにもかかわらず、今年の方が高値安定だった、とのことです。
高級料亭や、干し数の子指名の根強いお客さんがいる証拠です。
「米のとぎ汁で戻すんだよね~」、「懐かしい!」等の声が現場でよく聞こえました。
何かと手間が省かれる昨今、伝統の食べ物をゆっくりもどして美味しく頂きたいものです。