みなさんこんにちは、管理課のTです。本日東京は晴れたり曇ったりで気温は10℃を下回って寒いです。
もう今年もあとわずか、師走も半分を残すこととなりました、毎年のこととはいえ忙しくも何だか浮かれモード・・・そんな時期です。
さて、いきなりですがこれ ↓ 東水四十物課の部分は何と読むと思いますか??すぐに分かる人は通です。
答えは・・・「あいもの」、です。当社の現在の干魚合物(かんぎょあいもの)課のことです。今日は干魚合物課の名前、特に合物の名前の由来について紹介します。
干魚はしらすやにぼし等、名前の通り、干した魚を指し、一般の方も想像し易いと思いますが合物って何?と思われる方がいらっしゃると思います。
国学者で知られる柳田国男さんの著書、『総合日本民族語彙』によると採取期と採取期の中間の食物、つまり干して蓄えてある海産物を指していました。
時代、土地により諸説ありますが総じて鮮魚ではない、乾かしたり塩漬けにしておいた海産物のことを指します。
当社合物チームでは鮮魚と加工品(当社の練り製品等を主として扱う加工品課の意味とは異なる)の中間のもの、魚の開きや丸干し等を指しています。
「あいもの」は文字にすると「相物、間物、合物、四十物」と色々な書き方、説があるそうですが現代ではもっぱら合物、ある歴史あるメーカーさんでは上の写真のように四十物と書いたりします。この四十と言う数字は魚の開きや丸干しが昔は40種類近くあったからだそうです。
合物の商品をいつかご紹介しようと思います、今日はここまで♪