みなさんこんにちは、管理課のTです。
今日は東京は曇りでした、夕方の今は秋らしく涼しくて過ごし易いです。
最近服屋さんに行くと秋物が出揃っていて思わず目移りしてしまうのと同時に季節、秋を感じます。四季の変化によって衣食住をただただ適応させるだけでなくそれぞれを楽しめることは日本ならではのとても趣深く素敵なことだと改めて感じます。
さてさて、しらすのお話が前回から時間があいてしまいましたが頑張っていきます、ではしらす第3回目。
みなさんはテレビ等で築地のセリ風景をご覧になる機会が多いと思いますがしらすのセリは見たことがない、という方が多いのではないでしょうか?今日はそのしらすの実際のセリ現場を動画でご紹介します。
まず当日着の品物を営業担当者がチェックした後にそれぞれ一箱サンプル用に開封しセリ場に展示します。次にそれぞれの商品に荷札(タグ)をつけメーカー名、商品名(○○しらす)、数量を記入します。これでセリの下準備が出来ました。
↓ ずらりと並べられた入荷されたばかりのしらす。
その後セリ入札資格のある築地市場内の仲買さんや市場外の売買参加者の方が今日はどれを買おうかと下調べにやってきます。
しらすや煮干のセリは毎日決まった時刻に開始されます。時刻になるとセリ人が鐘をならしてセリの開始を知らせます。
↓ 当社干魚合物課しらすのセリ人、Mさんの鐘が高らかにセリの開始を告げます。画面左は同課のFさん、記帳をしています。
↓ さあ!今日のしらすのせり開始です、黙々と入札が始まりました。動画20秒から画面左では煮干のセリも開始しました。
ご覧の様にセリ人が商品名を読み上げると入札者が専用の白いメモ用紙に自分のお店の名前と希望落札額(1kg当たり~円)を書いてセリ人に渡して落札額が高い人にその場ですぐ決まります。
そしてセリ人が値段と落札者(店舗)読み上げます、落札された商品は下準備のときの荷札を外して完了。
以上、簡単ではありますが築地市場でのしらすのセリの様子でした。
身近な食材ですし豊漁なのでみなさんも是非食卓にしらすをどうぞ☆