こんにちは、管理課のTです。冴えない天気が続きますが今週も頑張って行きます。
さていきなりですがこの写真に写っているものは何でしょう? ゴミ箱?柱??
答えはシューターです。シューターとは上下間のフロアに空けられた穴に通したロープを使って物品をやり取りするための装置です。
当社の場合ですと3階にある営業部が端末に入力した内容が2階の電算室でプリントアウトされます。
そして発行された伝票を電算室の担当がロープの先に付けられた袋に詰め3階の該当の営業担当者に内線で連絡をします。
連絡を受けた営業担当者はシューターの所まで行きロープを引っ張り上げ袋を開けると必要な伝票が届くという仕組みです。
こんな具合です↓
ご覧のとおり構造は極めてアナログ&シンプルですがとても便利です。
当社の入居している東京都の建物は(例の扇形の)建築がおよそ70年も前なので都会の現代建築とは程遠く縦ではなく横に伸びていて広大でしかもエレベーターなどの設備も無く上下間はもちろん同フロア間の移動も大変手間がかかってしまうのでこういう仕掛けが作られたのだと思われます。
長年にわたって使われてきたシューターですがこのたび電算室にあった印刷機を3階に移設となったため役目を終えることとなりました。
今までご苦労様でした、そしてありがとう!。